おうとうは、バラ科サクラ属の果樹。日本に渡来したのは明治元年(1868年)、山形県へは明治9年(1876年)に入った。
その後さくらんぼ栽培は山形県内で普及し、官民一体となっての努力も実り、全国生産量の約7割を占めるまでの「さくらんぼ王国」となった。東根市は日本一の生産量を誇る。
人気の高い品種「佐藤錦」は、県内栽培の約7割を占め、名声は海外までも届いている。「佐藤錦」の生まれ故郷はほかでもない山形県東根市。「佐藤錦」発祥の地である。
一定の栽培基準や出荷基準を満たした質の高い産品を選ぶ目安となる地域ブランド産品として、平成29年4月21日、「東根さくらんぼ」「HIGASHINE CHERRY」が農林水産省の地理的表示(GI)に登録された。
寒暖の差が作り出す絶妙な甘さと酸味
東根のさくらんぼは4月下旬から7月中旬頃まで美味しく召し上がれます。
甘さと酸味のバランスが良く種が小さい。可食部分も多い。
濃厚な甘さで果肉がしっかりしていて日持ちが良い。
3L〜4L中心の大玉生産が可能で「紅秀峰」よりもひとまわり大きい。糖度は佐藤錦並みで、酸味が少なく食味が良く、果肉も硬く、日持ちが良い。
酸味は「佐藤錦」より多いが、甘酸適和の早生種。
■加温栽培 ■露地栽培
さくらんぼはデリケートな果物で鮮度が大切です。
できるだけ早めに食べ切ってください。
食べる直前に冷水でさっと洗うと美味しく食べられます。
日数が経過すると鮮度・糖度とも落ち、実も柔らかくなります。
デリケートな果物です。なるべく早くお召し上がりください。
どうしても保存する場合は冷蔵庫の野菜室等にキッチンペーパー又は新聞紙、紙袋で包んでからビニール袋に入れ保存してください。長期間の保存はできません。